2011年3月19日土曜日

スタッフからのひとこと その11

去る3月10日、イギリスの豪華客船クイーン・メリー2が
大阪港を訪れました。
その様子はテレビや新聞でも伝えられ、実際に見に行かれた
方も多いことと思います。
私も機会を得、大阪港の岸壁から入港する姿を見ることが
できました。
そこで今回は、そんな私が目撃したクイーン・メリー2の
大阪初入港の様子をお話したいと思います。

当日の朝。入港時間が8時から7時15分に変更、さらに
そこから早まる可能性があるとの情報を受け、内心焦りなが
ら大阪港を目指しました。速足で港に着いた時には既に客船
を待ち構える人々と、海の向こうにはクイーン・メリー2の
姿が!慌てて空いている場所を確保し、カメラ片手に待ち
構えました。
…が、女王はそこからこちらを焦らしてくれました。姿こそ
見えていましたが、その巨体ゆえまだ遠くにいたにもかかわ
らず、近くにいるように錯覚してしまっていたのです。
結局、冷たい海風が吹き付ける中、震えながら50分待ち
ました。
待っている間にも次々と入港を見ようと人々が集まって
きます。

カメラを構えたクルーズファンと思しき方々、テレビ局等々。
中には、取り出した国際信号旗を手際よく組み立てて客船の
いる方向へ掲げ、歓迎の意を伝えようとする方もおられました。

色々な人が待ち続ける中、時空館横を通り過ぎたクイーン・
メリー2は、徐々にその巨大な姿を現し始めました。
朝日に照らされた白い船体。光を受けてひときわ輝きを増す
オレンジ色の煙突。
「浮かぶ宮殿」と称されたその船は、まさにその言葉通りの
堂々たる姿で、一瞬シャッターを押すのも忘れ、見惚れて
しまいました。

やがて船体が近づくと、こちらを見る乗客・乗組員の姿が
見えてきました。私たちは船へ向かって精一杯手を振って
入港歓迎の意を伝え、乗客の方々も笑顔でそれに応え
てくれました。その場で感じた何とも言えない高揚感を、
私は忘れることができません。

そうして海の女王は、期待に胸を膨らませた私たちの目の
前を、重い汽笛音を鳴らしながら優雅に大阪港へと着岸
しました。
期待を超えた感動を見た者の心に与えながら――。

今年、大阪市は「クルーズ元年」と銘打ち客船を誘致、結果
去年を超える豪華客船が大阪港を訪れます。
この機にぜひ、世界を旅する豪華客船の入港をご覧下さい。
きっとあなただけの感動が味わえることでしょう。

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